ログイン
  • 企業情報
  • コンサルティング

【28卒】日本総研のインターン優遇・早期選考まとめ|年収や選考対策も解説

企業公式サイト

インターン優遇 あり 早期選考 あり

対象学年: 28卒・ 更新日: 2026年10月

シュートク会員登録

この記事は2026年10月15日時点の情報をもとに、28卒向けにまとめています。日本総研の公式採用サイト、会社公式のニュースリリース、就活サイトの選考体験談を突き合わせ、「公式に確認できる情報」と「体験談・口コミ由来の情報」を分けて書いています。28卒の本選考の募集要項は、2026年10月時点ではまだ全面更新されていないため、選考フローや初任給は27卒の公式情報を基準にしています。

日本総研とはどんな会社?リサーチ・コンサル・ITの3機能

日本総合研究所(日本総研、JRI)は、三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)に属し、「リサーチ」「コンサルティング」「ITソリューション」の3つの機能を持つ会社です。「シンクタンク・コンサル会社」という華やかなイメージで語られることが多い一方、実際にはSMBCグループの銀行・カードなどの金融システムの企画・開発・運用を担う、巨大なITの担い手でもあります。

公式の会社情報では、代表取締役社長は内川淳氏、資本金は101億円、従業員は6,324名(2026年4月末現在)です。非上場企業のため、単体の有価証券報告書は存在しません。この点は年収のセクションで詳しく触れます。

就活力診断

編集部が見る、日本総研の本当の姿

EDITOR’S VIEW

日本総研は、「シンクタンク・コンサルティング会社」という知的で華やかなイメージの裏で、SMBCグループの金融ITを支える非常に大きな役割を持っている会社です。公式にも「リサーチ・コンサルティング・ITソリューション」の3機能を持つと説明されており、ITソリューションでは銀行・カードなどの重要な金融システムの企画・開発・運用を担っています。就活生が「日本総研=コンサル」とだけ認識していると、会社の実態をかなり狭く捉えてしまいます。新卒採用でもITソリューション、コンサルティング/インキュベーション、リサーチなどで仕事が明確に分かれているため、どの部門を志望するかで仕事内容もキャリアも大きく変わります。

特に面白いのはITソリューション部門です。単なるSIerというより、SMBCグループの内側に近い立場から、金融サービスそのものをITでつくる会社という見方がしっくりきます。銀行の基幹システムのような「絶対に止めてはいけないシステム」を支える一方で、DX、データサイエンス、サイバーセキュリティ、先端技術にも関われるため、「金融×IT」の専門性を高めたい学生にはかなり魅力的です。一方で、華やかなWebサービス企業のように、自分のアイデアをすぐサービスに反映する仕事とは少し違います。金融システムは安全性・セキュリティ・正確性が最優先なので、大規模なプロジェクトを多くの関係者と調整しながら慎重に進める力が求められます。

社風はSMBCグループらしい真面目さや堅実さがあるイメージで、個人の突出したアイデアだけで勝負するというより、関係者と合意形成しながら大きなプロジェクトを確実に動かせる人のほうが相性が良さそうです。コンサルティング部門も、戦略コンサルだけをイメージするのではなく、企業だけでなく政府・自治体も対象に、社会・産業の課題に関する提言から実行支援まで行っている点が特徴です。そのため、アクセンチュアやBig4と比較する場合も「どちらがコンサルとして上か」ではなく、企業経営の変革に携わりたいのか、公共政策や社会課題にも関わりたいのか、金融×ITの専門性を高めたいのかで判断したほうがいいと考えます。

志望動機では「シンクタンクに興味がある」「社会課題を解決したい」「ITで金融を支えたい」といった言葉になりやすいものの、どれも抽象的だと弱くなります。野村総合研究所、三菱総合研究所、みずほリサーチ&テクノロジーズ、NTTデータ、アクセンチュアなど一見似た企業が多いため、「なぜ日本総研なのか」を具体的に整理する必要があります。ITソリューション志望なら、「IT企業に行きたい」ではなく、「なぜ金融ITなのか」「なぜ事業会社のIT部門ではなく日本総研なのか」「SMBCグループのユーザーに近い立場でシステム企画から関わることの何に魅力を感じるのか」まで掘り下げると深みが出ます。

日本総研を「高年収のシンクタンク・コンサル」として見るのは少しもったいなく、むしろ「社会や企業の課題を考えるシンクタンク・コンサル機能と、日本最大級の金融グループをITで支える実行力を併せ持つ会社」と捉えるほうが日本総研らしさが出ます。部門によって仕事が大きく異なる会社だからこそ、「日本総研が好き」だけでなく、「自分はどの部門で、どんな仕事をしたいのか」まで明確にしておくことが重要です。

こんな人に向いている

  • 派手な成果より、社会的に重要な仕組みを着実に支えることに魅力を感じる人
  • 論理的に物事を考えるのが好きで、複雑な問題を整理するのが得意な人
  • 多くの関係者と協力して大規模な仕事を動かしたい人
  • 金融・IT・社会課題など、特定領域の専門性を深めたい人

覚悟しておきたいこと

  • ITソリューションは安全性・正確性が最優先で、自分のアイデアをすぐ形にするスピード感とは違う
  • 部門ごとに仕事内容が大きく違うため、志望部門を曖昧にしたまま選考に進むと志望動機が弱くなる

部門で仕事もキャリアも大きく変わる

公式の新卒採用(27卒)では、募集職種が次のように分かれています。採用予定人数も職種で大きく異なり、ITソリューションが約400名と、全体の大半を占めます。

職種 主な仕事 採用予定人数(27卒)
ITソリューション 金融ITに関わる戦略立案、システム企画・開発・運用、プロジェクト管理、DX推進など(5コース、併願可) 400名程度
コンサルティング/インキュベーション 企業・官公庁への戦略コンサルティング、先進的なビジネスモデルの開発 30名程度
リサーチ(エコノミスト) 経済調査・政策提言 若干名
本社スタッフ 本社部門の企画・運営(3コース、コース併願不可) 若干名

出典:日本総研 新卒採用サイト募集要項(27卒)。28卒の採用予定人数は2026年10月時点で確認できていないため、最新は公式サイトで確認してください。

つまり日本総研の新卒採用は、「シンクタンク・コンサルに入る」というより「金融ITを支える大規模なIT部門に入る」比率のほうがはるかに高い構造です。コンサル志望の場合は約30名という狭き門になる点も、事前に押さえておく必要があります。

2026年に「新生日本総研」へ|SMBCグループのIT機能を集約

日本総研を理解するうえで、2025〜2026年の組織再編は欠かせません。

  • 2025年10月:日本総研が日本総研情報サービスを吸収合併。システム開発と運用を一体で運営し、先進ITサービスの提供スピードやレジリエンス強化を狙うとしています
  • 2026年4月1日:日本総研を存続会社として、日興システムソリューションズ(NKSOL)と日本総研ホールディングス(JRI HD)を再編。公式リリースでは「SMBCグループのIT機能は新生『日本総研』一社に集約されます」とされ、機能強化やスケールメリットを生かして金融ビジネスの変革に貢献することを目指すとしています
  • 2026年6月:NECと、AIネイティブ時代の次世代金融サービス創出に向けた包括的業務提携を発表。AIによる業務・運用の自動化や、要件定義から保守運用までAI前提の開発プロセスの高度化などを掲げています

この結果、会社情報は資本金101億円、従業員6,324名(2026年4月末)と、再編前の記事に出てくる数字(従業員約5,900名など)から更新されています。就活サイトの記事には、再編前の社長名や資本金のまま止まっているものもあるため、企業研究では公式の最新情報で確認することをおすすめします。

志望動機に使うなら、「銀行システムを守る会社」にとどまらず、SMBCグループのAI・DXを実装する中核企業へ役割が広がっているという文脈で語れると、他の受験者との差がつきます。

出典:日本総研ニュースリリース(2025年10月1日、2026年4月1日、2026年6月10日)。

日本総研のES設問例や面接の質問集をまとめて確認したい方は、無料会員登録をどうぞ。
無料で会員登録する

28卒インターンシップ全8コースの詳細

28卒向けの公式インターンシップは全8コースです。エントリーは共通のマイページから行い、コースごとに日程・定員・報酬が大きく違います。1Dayの短期から、アルバイト雇用契約を結ぶ2週間の就業型まで幅があるため、自分の志望職種に合うコースを選ぶことが大切です。

コース名 日数・実施時期 定員の目安 報酬 エントリー締切
戦略コンサルティング 1Day/2026年12月 各回約20名 2,000円/日 11月
エコノミスト 4Days/一覧ページは2027年2月 16名程度 2,000円/日 未定
プロジェクトマネジメント 1Day/2026年11月〜2027年1月 各回約50名 なし 11月
アジャイル開発 2Days/2026年12月 各回約30名 2,000円/日 11月
金融×セキュリティ 2Weeks(10営業日程度)/2026年12月 若干名 時給1,300円 10月
金融×先端技術 2Weeks/2026年8〜9月 若干名 時給1,200円 終了
金融×データサイエンス 2Weeks/2026年12月 若干名 時給1,300円 10月
ITサービスマネジメント 1Day/2026年11月〜2027年1月 各回約50名 なし 11月

出典:日本総研 新卒採用サイト インターンシップ一覧および各コースページ(2026年10月15日時点)。定員・報酬の一部は前年実績に基づく記載で、2026年度は変更の可能性があります。エコノミストコースは、一覧ページが「2027年2月」、詳細ページが「4日間(前年実績)・エントリー未定」と表記が揃っていないため、必ずマイページで最新を確認してください。

10月が締切のコースに注意

  • 金融×セキュリティ・金融×データサイエンスは、公式ページ上のエントリー締切が「10月」で、本記事の更新日(2026年10月15日)時点で目前です。希望する人は今すぐ公式マイページで締切日を確認してください

コース別の内容と向いている人

  • 戦略コンサルティング(1Day):情報分析→戦略立案→プレゼン・質疑という流れを、若手コンサルタントのサポートを受けながら体験します。過去テーマとして新規事業戦略、新商品開発、生き残り戦略などが紹介されています。コンサル志望で、まず業務の雰囲気を知りたい人向けです
  • エコノミスト(4Days):調査部に配属され、エコノミストの日常業務を間近で体験する現場配属型です。ガイダンス、グループワークと業務同席、チーム単位の発表・フィードバック・座談会という流れで、若手・中堅エコノミストが指導役につきます。会議へのオブザーバー参加や代表エコノミストの講話もあり、実施場所は東京本社です。遠方からの参加者には、宿泊場所の手配と往復1回分の規定旅費の支給があります
  • プロジェクトマネジメント(1Day):金融サービスなどを題材に、プロジェクトマネジメントを体験します。過去年度のみん就の体験記には3日間のPMインターンの報告もありますが、現行の公式コースは1Dayです。年度で形式が変わっている点に注意してください
  • アジャイル開発(2Days):プログラミング経験が参加の前提とされています。過去年度の体験記には、スプリントを回してレビューを受けた、という報告があります
  • 金融×セキュリティ(2Weeks):ITソリューションのインターンシップで、参加者は会社とアルバイト雇用契約を結びます。セキュリティ専門部署に配属され、メンターと相談してテーマを決め、実際の業務に近い課題に取り組みます。応募条件は大学・大学院・高専に在籍し、セキュリティエンジニアやエシカルハッカーを検討・志望していることで、基本情報技術者相当の知識が想定されています(資格の有無は問わない)。テーマにより脆弱性・脅威の知識、コーディング、Linux・AWSなどの操作経験が必要です。勤務場所は東京本社で、遠方からの参加者には宿泊場所の手配と旅費の支給があります
  • 金融×先端技術(2Weeks):2026年8〜9月に実施済みです。機械学習・深層学習、Pythonなどの経験が想定されています。次年度以降の傾向をつかむ参考にしてください
  • 金融×データサイエンス(2Weeks):Pythonと、機械学習・自然言語処理系ライブラリの利用経験が想定されるコースです。時給1,300円で、セキュリティコースと同様に就業型で行われます
  • ITサービスマネジメント(1Day):金融サービスを支える運用・ITサービスマネジメント領域を体験するコースです。システムは作って終わりではなく、止めずに運用し続ける仕事が大きいことを知るきっかけになります

インターンの倍率について

日本総研は、インターンシップの応募者総数や通過人数を公表していません。したがって公式の倍率はデータなしです。就活サイトの記事には「7.6倍」「数十倍」といった数字が出てきますが、これは口コミサイトの回答などをもとにした推計で、会社が公表した数字ではありません。ここでは数字の断定は避け、定員が1Dayで約20〜50名、2週間コースは「若干名」という公式の定員のみを事実として押さえておきます。

日程・定員・報酬は年度により変動します。最新情報は必ず公式採用サイトのマイページで確認してください。

早期選考・インターン優遇の実態

「日本総研のインターンに参加すると早期選考に呼ばれるのか」は、最も検索されているテーマのひとつです。結論から言うと、公式には優遇を明言していないが、体験談では早期選考・選考免除の報告が複数ある、という二層構造で理解するのが正確です。

情報の種類 内容
公式情報 公式の採用サイト上では、インターン参加による早期選考・面接免除を保証する明示は確認できていません
体験談(27卒ITソリューション) 就活サイトの選考レポートに、「インターン参加者は全員案内」「GDと集団面接免除の早期選考」とする報告があります。この体験記の早期ルートは、ES→Webテスト→1次面接→2次面接という流れでした
体験談(みん就) アジャイル・SE系のインターン体験記に「全員早期選考に案内」「参加後、ほぼ全員に早期選考のメンターから連絡があった」とする報告があります
体験談の集計 外資就活の集計では、24〜28卒の体験記52件のうち、早期選考・選考免除への言及は6件でした

つまり、特にIT系のインターンでは、複数の年度・複数の体験談で「早期選考への案内」や「選考の一部免除」が報告されている一方、それが全コース・全年度に共通する公式のルールとは言えません。内容はコース・年度・評価によって変わる可能性があります。「参加すれば必ず優遇される」と断定する記事を見かけたら、出典が公式か体験談かを確認してください。

  • 優遇を期待して参加するのではなく、「その職種に本当に向いているか」を確かめる機会として使う
  • 早期選考の案内の有無は、評価や年度によって変わる可能性がある前提で、通常の本選考の準備も並行して進める
  • 早期ルートのWebテストは、通常ルートと形式が違う報告もあるため、複数の体験談を読んで備える

優遇・早期選考の内容は口コミ・体験談に基づく情報であり、公式に保証されたものではありません。

本選考の詳細フロー|Webテストはルートで違う

28卒の本選考の最終的なフローは、2026年10月15日時点で公式に確定しておらず、公式の募集要項は27卒版です。27卒の公式フローは次のとおりです。28卒も同様になる可能性が高いものの、最新は公式で確認してください。

選考ステップ 内容(27卒の公式フロー)
①プレエントリー マイページ登録
②正式エントリー エントリーシート(ES)の提出
③書類選考/適性検査 コースにより、適性検査の有無や内容が異なる
④面接 人事部門の担当者や、志望フィールドの社員と面接
⑤内定 —

出典:日本総研 新卒採用サイト 募集要項(27卒)。

Webテストは「玉手箱+CAB」とは限らない

Webテストについては、体験談でルートによる違いが見られます。

  • 通常選考の体験談(VINC掲載):ES→玉手箱→ITソリューションはCAB→1次面接→GD→2次面接→最終面接という報告があります。玉手箱やCABのボーダーは、記事の著者による推定で、公式な基準ではありません
  • 27卒ITソリューションのインターン経由の早期ルート:ES→SPI→1次面接→2次面接という報告があります

公式は「適性検査はコースにより異なる」としているだけです。「日本総研は必ず玉手箱とCAB」と断定する情報には注意し、年度・職種・参加ルート別に、複数の体験談で形式を確認して準備しておくと安心です。倍率も、公式な応募者数・通過人数がないためデータなしで、口コミサイト由来の数字は参考値にとどめてください。

選考フロー・テスト形式は口コミ・体験談に基づく情報であり、年度・コース・ルートにより変動する可能性があります。

ES設問の過去問(年度別)

就活サイトに掲載された過去のESの設問を、年度・職種別に整理します。設問は年度で変わるため、あくまで傾向をつかむ参考にしてください。

年度・職種 設問(文字数)
27卒 コンサルティング/インキュベーション 学生時代に力を入れた学業(研究テーマ等)の具体的な内容と工夫した点(400字以下)
学業以外(部活・サークル・アルバイト・趣味・資格取得等)で一番力を入れたこと(400字以下)
コンサルティング・シンクタンク業界の志望理由と、なぜその中で日本総研を志望したのか(400字以下)
日本総研で取り組みたい仕事内容(400字以下)
26卒 ITソリューション あなたの強みと弱みについて、それぞれが発揮された/現れた具体的な経験・エピソードとともに
25卒 インターン 今後、学部・院において研究したい専門テーマとその理由(400字以内)
24卒 ITソリューション これまでに最も達成感を得た経験について、なぜ達成できたかの要因を含めて(500字以下)

設問から読み取れる対策のポイントは次のとおりです。

  • 学業を具体的に語れるようにする:コンサル系では年度をまたいで「学業」への設問が出ており、研究テーマと工夫点を説明できる準備が必要です
  • 「なぜその業界で、なぜ日本総研なのか」を二段階で答える:27卒の設問のように、業界の志望理由と企業の志望理由を分けて聞かれます
  • ITソリューションは経験の再現性を示す:強み・弱み、達成経験など、人物像を問う設問が目立ちます
  • 「入社後に何をしたいか」を具体的に書く:部門ごとに仕事が違うため、志望部門の仕事内容を理解したうえで書く必要があります

ESの設問は就活サイト掲載の口コミ・体験談に基づく情報です。年度・職種により変更されるため、最新の設問は公式のエントリー画面で確認してください。

面接・GDで深掘りされること

複数の体験談を重ねると、面接で深掘りされるテーマには共通点があります。「個人の成果」より「チームの中でどう動いたか」です。

場面 体験談から見える内容
27卒ITソリューション 1次面接(外資就活) 現場の部長クラス2人、オンライン約40分。チームの経験を約20分、志望動機を約10分、逆質問。「チームで対立したときどう対応したか」「コミュニケーションで意識していること」「チームでの役割」が深掘りされたという所感
27卒ITソリューション 2次面接 人事部長クラス1人、対面約30分。パーソナル面談が約15分、志望理由が約10分という構成
通常選考の1次面接(VINC) 学生1人・面接官2人、オンライン30〜40分。「自己紹介」「チームで取り組んだこと」「挫折経験」「学業で力を入れたこと」など
26卒ITの面接(OneCareer) 自己紹介から趣味・専攻の深掘り、大学時代に力を入れた経験での一番の困難と自分の役割、「なぜIT業界、なぜSIer、なぜ金融系SIerか」、成し遂げたいこと・関わりたい事業
GDのテーマ例 「常に成果を出すチームに必要なことは?」「小学校教育でどの科目をなくすべきか」など。26卒のインターン選考には、PM案件で納期・コスト等の何を最重要視するかを議論する形式の報告もあります

面接の準備としては、経験を次の流れで整理しておくと、深掘りに耐えやすくなります。

  • 経験 → なぜその課題に取り組んだか → チーム内での自分の役割
  • 対立や困難は何だったか → 自分が取った行動 → 周囲をどう巻き込んだか
  • 結果と学び → その学びを日本総研のどの仕事で生かすか

金融システムのような大規模プロジェクトは、一人で完結しません。複雑な問題を整理した経験、異なる立場の人と調整した経験、責任を持って最後までやり切った経験は、日本総研の仕事と相性が良い話題といえます。

面接の内容は口コミ・体験談に基づく情報であり、年度・面接官・職種により変動します。

年収の実態|有価証券報告書はなく、初任給は公式で確認できる

日本総研は非上場企業のため、単体の有価証券報告書に基づく平均年収は存在せず、会社が公表した全社の平均年収もありません。就活サイトの記事で「日本総研の平均年収は○○万円」と書かれている場合、その多くは口コミや推計に基づく数字です。

種類 数値 出典・性質
有価証券報告書ベースの平均年収 データなし 非上場のため存在しない
口コミサイトの平均年収 699万円(OpenWork掲載) 回答者の自己申告にもとづく数値で、会社公表値ではない

初任給(27卒の公式募集要項)

学歴 月給
修士了 328,000円
学部卒・専門4年卒 302,000円
専門3年卒 286,000円
専門2年・短大・高専卒 276,000円
博士了 個別に決定

手当として、ワークスタイル手当、裁量労働手当、時間外勤務手当、深夜勤務割増手当、休日振替手当、通勤交通費などが公式に挙げられています。なお、日本総研にはITソリューション、コンサルティング、リサーチと異なる職種があるため、「情報通信業の平均」などと全社を単純に比較すると誤解を招きます。業界平均との同条件比較は、今回の調査ではデータなしとしました。

初任給は27卒の公式募集要項に基づきます。28卒の金額は公式サイトで確認してください。口コミの年収は個人の申告に基づく参考値です。

福利厚生・働き方の実態

「福利厚生が充実している」と抽象的に書かれがちですが、公式採用サイトには具体的な金額が公開されています。

項目 内容(公式)
契約社宅 月額6万円(3年目以降は3万円)。関西圏は月額5.5万円(3年目以降は2.5万円)
独身寮 自己負担月額2万円〜
資格取得報奨金 10万円(高度情報処理技術者試験ほか)
ワークスタイル手当 月9,000円
年次有給休暇 年20日
子ども休暇 子ども1人につき年10日(4歳〜中学校卒業までは年5日)
介護・看護休暇/不妊治療休暇 年30日/年30日

休日は完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始(5日)です。勤務地は東京、大阪、神奈川と、ニューヨーク・ロンドン・上海・シンガポール・フィリピンなどの海外拠点です。在宅勤務は、公式に在宅日数の上限を設けておらず、フレックスタイム制もあります。

残業・有給は「指標の違い」に注意

  • 有給:「付与20日」「取得日数」「取得率」は別の指標です。マイナビには2023年度の平均取得日数16.1日という掲載があり、別の公式情報には2024年の取得率74.5%という数字があります。年度・指標が異なるため、混ぜずに読んでください
  • 残業:キャリア採用向けの公式情報には、2024年の法定外残業の平均が月11.5時間という数字があります。一方、OpenWorkには「部署によって20時間程度から50時間を超えるところまで差がある」という個人の口コミもあります。公式の平均値と、個人が体感した部署別の残業は別の指標なので、「全員が月11.5時間」とは読めません

男性の育児休業取得率は2025年度94.7%、平均取得日数は62日と、公式採用サイトで紹介されています。育児休業は原則1歳6カ月まで(条件により2歳まで)で、開始から15日間は有給とされ、子が小学校3年生を終えるまでの時短勤務制度もあります。女性活躍では、2026年入社の新卒女性は106名(30.5%)、平均勤続年数は女性11.5年・男性13.8年と公式に紹介されており、女性活躍推進法に基づく「えるぼし」の最高位も取得しています。

女性管理職比率は、最新値を公式ページ上で確認できなかったため掲載していません。マイナビ2028には2023年度時点で17.0%(512名中87名)との掲載がありますが、過去の数字です。数値は公表年度・出典により異なります。最新は公式採用ページで確認してください。

入社後のキャリアパス

ITソリューション

入社後は約3カ月の新人研修があり、ビジネス基礎に加えて、チームで実際にシステムを構築する開発演習が行われます。その後は同じ部署の先輩がメンターにつく制度があります。海外拠点へ若手を派遣する海外トレーニー制度や、SMBCグループ各社で金融業務を学ぶ人事交流もあります。キャリアは「ITスキル」「マネジメントスキル」「金融知識」の三軸で、企画から開発、ビジネスからテクノロジーまで10のキャリアフレームが用意されています。

コンサルティング/インキュベーション

入社後約3カ月の集合研修を経て、リサーチ・コンサルティング部門または創発戦略センターのグループへ配属されます。2年目には、業務と並行して約4カ月の実践研修があります。新人には2年間指導員がつき、他グループの案件に入るクロスアサイン、毎年2月ごろのグループ異動希望制度、官公庁・民間企業・三井住友銀行などへの出向制度もあります。職位はコンサルタントからシニアコンサルタント、マネジャー、シニアマネジャーと上がっていきますが、公式は年次ではなく能力・実績による昇格としています。

「3年目で必ず○○、5年目で必ずPM」といった固定の年次モデルは、公式に確認できないためデータなしです。入社後ギャップとして、「SE採用でも若いうちからPMを担う人が多く、深い技術力を磨くキャリアを想像すると違和感を抱く可能性がある」という社員口コミもあります(口コミの項目で後述)。

出典:日本総研 新卒採用サイト(研修・キャリアパス)。

採用大学の傾向と学歴フィルター

大学別の採用人数は、公式採用サイトで開示が確認できていません。したがって「東大○人、早稲田○人」といった採用大学ランキングは、データなしです。

参考として、マイナビ2028に掲載された採用実績校には、大学院では東京大学、京都大学、一橋大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、大阪大学、東北大学、北海道大学、九州大学、筑波大学、東京理科大学、電気通信大学、名古屋大学、神戸大学、横浜国立大学、千葉大学、明治大学、立教大学、中央大学、法政大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、津田塾大学、日本女子大学などが並びます。ここから言えるのは「旧帝大・早慶だけに実績が限られているわけではない」ということまでです。

「学歴フィルターはない」と断定する記事もありますが、公式にそう明言されているわけではありません。採用実績校は広いが、足切りの基準は非公開というのが、確認できる範囲で最も正確な書き方です。

採用実績校は準公式(マイナビ2028)の情報で、大学別の採用人数を示すものではありません。

併願先としておすすめの企業

日本総研はITソリューション、コンサルティング、リサーチの3機能を持つため、併願先は志望部門によって変えるのがおすすめです。

ITソリューション志望の場合

野村総合研究所(NRI)

シンクタンクとITの両方を持つ点で、日本総研と最も直接比較しやすい企業です。コンサルとITを広く比較したい人向けです。

みずほリサーチ&テクノロジーズ

金融グループ系で、IT・コンサル・リサーチの機能を持つ構造が近い企業です。銀行グループごとの違いを見たい人に向いています。

NTTデータ

国内最大級のSIerで、金融・官公庁の大規模システムに強みがあります。シンクタンク機能より、システム・技術を軸にしたい人の比較先です。

コンサル/リサーチ志望の場合

大和総研

証券系のITとリサーチを持つ企業です。金融システムと調査機能の両方に興味がある人の比較先になります。

三菱総合研究所

シンクタンク・政策研究・コンサルを軸に比較しやすい企業です。IT運用より、政策・社会課題寄りの志望が強い人に向いています。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング

金融グループ系の調査・政策・コンサルティングを手掛けます。リサーチ/コンサルを中心に、銀行系を比較したい人向けです。

アクセンチュア・Big4系コンサル

企業経営の変革や、ITを使った実装を軸に比較する企業です。公共政策や社会課題にも関わりたいのか、企業の変革に集中したいのかで、日本総研との向き不向きが分かれます。

各社の特徴は一般に公開されている情報にもとづく概要です。最新の事業内容・選考情報は各社の公式サイトで確認してください。

社員のリアルな声

OpenWorkには、日本総研について3,000件を超える社員口コミが蓄積されています。以下は個人の投稿であり、会社全体の事実ではありません。

ポジティブな声

  • 「有給を取りやすい」「業務量が多い場合は調整してもらえる」「ワークライフバランスは高い」という声
  • 女性管理職の登用を積極的に進めていると評価する声

入社後ギャップとして語られる声

  • 「部署によって残業は20時間程度のところもあれば、50時間を超えるところもある」という声
  • 「SE採用でも若いうちからPMを担う人が多く、深い技術力を磨くキャリアを想像していると違和感がある」という声
  • 「本人の管理職志向と、制度側の期待にズレを感じる」という声

共通して見えてくるのは、部署・職種によって働き方や役割に差があることです。制度の数字だけでなく、自分が配属されうる部門の実態を、OB・OG訪問や説明会で確認することをおすすめします。

口コミは個人の主観に基づく情報であり、会社の公式見解ではありません。

よくある質問

Q. 日本総研の28卒向けインターンはいくつのコースがありますか?

A. 戦略コンサルティング、エコノミスト、プロジェクトマネジメント、アジャイル開発、金融×セキュリティ、金融×先端技術、金融×データサイエンス、ITサービスマネジメントの全8コースです。金融×先端技術は2026年8〜9月に実施済みです。

Q. 日本総研のインターンの締切はいつですか?

A. 公式ページ上は、金融×セキュリティと金融×データサイエンスが10月、戦略コンサルティング、プロジェクトマネジメント、アジャイル開発、ITサービスマネジメントが11月です。エコノミストは未定です。具体的な日付はマイページで確認してください。

Q. 日本総研のインターンに参加すると早期選考に呼ばれますか?

A. 公式には保証されていませんが、特にIT系のインターンでは「参加者全員に早期選考の案内があった」「GDと集団面接が免除された」という体験談が複数あります。年度・コース・評価により異なる可能性があります。

Q. 日本総研のインターンの倍率は?

A. 公式の応募者数・倍率は公表されておらず、データなしです。口コミサイト由来の推計はありますが、公式値ではありません。定員は1Dayで約20〜50名、2週間コースは若干名です。

Q. 日本総研のWebテストは玉手箱・CAB・SPIのどれですか?

A. 公式は「コースにより適性検査の有無や内容が異なる」としています。体験談では、通常選考で玉手箱やCAB、インターン経由の早期ルートでSPIという報告があり、ルートによって異なる可能性があります。

Q. 日本総研の平均年収は有価証券報告書で見られますか?

A. 見られません。日本総研は非上場のため、単体の有価証券報告書に基づく平均年収はありません。口コミサイトには平均699万円という掲載もありますが、回答者の自己申告にもとづく参考値です。

Q. 日本総研の初任給はいくらですか?

A. 27卒の公式募集要項では、修士了が月額328,000円、学部卒・専門4年卒が302,000円です。28卒の金額は公式サイトで確認してください。

Q. 日本総研の住宅補助(社宅)はいくらですか?

A. 公式採用サイトでは、契約社宅は月額6万円(3年目以降は3万円、関西圏は5.5万円・2.5万円)、独身寮は自己負担月額2万円からとされています。

Q. 日本総研に学歴フィルターはありますか?

A. 公式に明言された情報は確認できません。マイナビ2028の採用実績校は幅広い大学が並びますが、大学別の採用人数は非公開で、足切りの基準も公表されていません。

Q. 日本総研とNRIの違いは何ですか?

A. どちらもシンクタンクとITを持つ点は共通ですが、日本総研はSMBCグループのIT機能を新生日本総研一社に集約する再編を2026年4月に行い、金融グループの内側に近い立場でITを担う色が強い会社です。志望部門によって比較先も変わります。

Q. 日本総研はコンサルとSIerのどちらですか?

A. 両方の機能を持つ会社で、リサーチ・コンサルティング・ITソリューションの3機能があります。27卒の採用予定人数ではITソリューションが約400名と最も多く、コンサルティング/インキュベーションは約30名です。

Q. 日本総研の男性の育休取得率は?

A. 公式採用サイトでは、2025年度の男性育児休業取得率は94.7%、平均取得日数は62日と紹介されています。

シュートクに会員登録するメリット


<<