✍️ この記事の執筆・監修
就活攻略メディア『シュートク』運営事務局
採用代行(RPO)の現場でES添削・面接対策・インターン選考支援を行ってきたスタッフが監修。インターンESにAIを使うときの正しい活用法と、採用担当者に違和感を持たれない書き方を解説します。
「インターンES、何を書けばいいかわからない…」
「ChatGPTでESを作ってもいいの?」
「AIで書いたESって、採用担当者にバレる?」
インターン選考が本格化すると、ESの締切に追われて焦りますよね。
結論から言います。インターンESにAIを使うこと自体は、まったく問題ありません。
ただし、AIに丸投げした文章をそのまま提出すると、「個性がないES」「面接で話せないES」になり、選考通過率を下げる可能性があります。
この記事では、インターンESにChatGPT・Claudeを活用する方法、コピペOKのプロンプト5選、採用担当者にAIっぽいと思われない編集方法まで解説します。
1. インターンESにAIを使っても大丈夫?結論を先に言います
結論から言います。インターンESにAIを使うこと自体は、まったく問題ありません。
ただし、使い方を間違えると選考に悪影響を与えます。
AIに丸投げするのではなく、「自分の経験をAIで磨く」という姿勢が重要です。
2024年のリクナビ調査によると、就活生の約6割がES作成にAIツールを使った経験があると回答しています。
AI活用はもはや「ズル」ではなく、就活の必須スキルになりつつあります。
2. AIを使うとESはバレる?採用担当者の本音
インターンESをAIで書くと「バレる?」という不安、あなたも持っているはずです。
まずここを正直に解説します。
採用担当者が「AIっぽい」と感じるポイント
元人事担当者への取材でわかったのは、完成度の高さではなく、「個性のなさ」で違和感を覚えるという事実です。
AIが生成する文章には、共通の特徴があります。
| AIっぽいと感じるポイント | 具体例 |
|---|---|
| 主語が曖昧 | 「チームとして〇〇に取り組みました」 |
| 数字・固有名詞がない | 「成果を出すことができました」 |
| 構成がきれいすぎる | 起承転結が完璧すぎる |
| 同じ表現の繰り返し | 「〜することで〜することができました」 |
| 会話と文章が乖離している | 面接での話し方と別人 |
採用担当者が直接「AI判定ツール」を使うケースは、2025年時点ではまだ少数派です。
しかし、面接でESの内容を深掘りされたとき、答えられないと一発でアウトになります。
「バレない」より「バレても困らない」を目指す
重要なのは、AIを使って書いた内容を自分のものにするというプロセスです。
自分の経験・感情・具体的な数字をAIに入力し、出力された文章を自分の言葉で編集する。
この流れを守れば、面接でも堂々と話せます。
3. インターンESでAIを使うメリット5つ
インターンESにAIを活用すると、時間と質の両面で大きなメリットがあります。
ここでは実際に就活生が感じたメリットを5つ紹介します。
4. インターンESでAIを使うときの注意点と落ちる理由
メリットの裏には、必ず落とし穴があります。
ここでは「AIを使ったのに落ちた」就活生が陥りがちな注意点を紹介します。
5. 【コピペOK】インターンES用ChatGPTプロンプト5選
いよいよ実践パートです。
以下のプロンプトは、ChatGPT・Claude・Geminiいずれでも使えます。
[ ]内の情報を自分のものに置き換えて、そのまま貼り付けてみてください。
プロンプト①:ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)
インターンESで最も頻出の項目がガクチカです。
以下のプロンプトに自分の経験を入力するだけで、STAR法に沿った構成で出力されます。
以下の情報をもとに、インターンESのガクチカを300〜400字で作成してください。
【活動内容】[例:大学2年から3年にかけて所属していたテニスサークルでの副代表活動]
【課題・問題】[例:部員の練習参加率が50%以下で大会成績が低迷していた]
【自分が取った行動】[例:週1回の個別面談を導入し、参加しない理由をヒアリングした]
【結果・成果】[例:3ヶ月で参加率が80%に改善し、地区大会でベスト8を達成した]
【そこから得た学び】[例:「傾聴」と「個別対応」の大切さを学んだ]
条件:
– 冒頭に結論(何を頑張ったか)を書く
– 数字を必ず含める
– 「〜することができました」などの冗長表現は使わない
– 最後は仕事への活かし方で締める
– ですます調で書く
プロンプト②:インターン志望動機
インターン志望動機は、「なぜこの会社か」「何を得たいか」が明確でないと落とされます。
以下のプロンプトで、企業研究の内容をESに反映させましょう。
以下の情報をもとに、インターンシップの志望動機を250〜350字で作成してください。
【志望企業名】[例:株式会社〇〇]
【業界】[例:コンサルティング業界]
【このインターンに応募した理由(具体的に)】[例:〇〇社の「クライアントの現場に長期伴走する」支援スタイルに魅力を感じたから]
【インターンで得たいこと・学びたいこと】[例:課題発見から提案・実行までのコンサルプロセスを実体験したい]
【インターン後に活かしたいこと】[例:本選考でその経験を踏まえた志望動機を語りたい]
条件:
– 「御社」ではなく企業名を使う
– 抽象的な表現(「成長したい」「貢献したい」)のみで終わらない
– 自分の経験・強みとのつながりを入れる
– ですます調で書く
プロンプト③:自己PR
自己PRはガクチカと似て非なるもの。「強み」にフォーカスして書きます。
以下の情報をもとに、インターンESの自己PRを250〜350字で作成してください。
【自分の強み(1つに絞る)】[例:課題を数値で把握し、改善策を素早く実行する力]
【その強みが発揮されたエピソード】[例:飲食店アルバイトで、売上データを分析してボトルネックとなるメニューを特定し、3ヶ月で月売上を15%改善した]
【強みがインターンで活かせる場面】[例:データを活用したマーケティング施策の立案に活かしたい]
条件:
– 冒頭の1文で強みを明言する
– エピソードは具体的な数字・行動を含める
– 「〜だと思います」「〜かもしれません」などの曖昧な表現を避ける
– ですます調で書く
プロンプト④:ES添削プロンプト
書き終わったESを添削してもらう使い方も非常に効果的です。
以下のインターンESを、採用担当者の視点で添削してください。
【ESの内容】
[ここに自分のES文章をそのまま貼り付ける]
【企業名・業界】[例:総合商社/〇〇商事]
【字数制限】[例:400字以内]
添削の観点:
1. 結論ファーストになっているか
2. 具体的な数字・行動が含まれているか
3. 企業が求める人物像と合っているか
4. 読んで「もっと聞きたい」と思えるか
5. 不自然な日本語・冗長表現はないか
改善点を箇条書きで指摘したうえで、改善後の文章も出力してください。
プロンプト⑤:業界別カスタマイズプロンプト
同じガクチカでも、業界によって強調するポイントが変わります。
【元のガクチカ】
[ここに元のガクチカを貼り付ける]
書き直しの条件:
– [コンサルティング業界]が重視する「課題発見力」「論理的思考力」「実行力」を前面に出す
– 数字と具体的な行動プロセスを強調する
– 読んで「この学生はコンサル向きだ」と感じさせる表現を使う
– 字数は元の文章と同じ字数で書く
– ですます調で書く
※業界を[IT・テクノロジー] [金融・銀行] [メーカー] [広告・マスコミ]などに変えて使えます
6. 業界別・項目別のプロンプトカスタマイズ法
プロンプト⑤のように、業界によって「響く言葉」が違います。
以下の表を参考に、プロンプトの条件欄をカスタマイズしてください。
業界別:AIプロンプトで強調すべきキーワード一覧
| 業界 | 強調すべき強み | 避けるべき表現 |
|---|---|---|
| コンサルティング | 課題発見力・仮説思考・論理性 | 「感じました」「思いました」 |
| 金融・銀行 | 責任感・正確性・信頼構築力 | 数字なしの成果記述 |
| IT・テクノロジー | 問題解決・技術への好奇心・スピード | 曖昧なスキル記述 |
| メーカー | チームワーク・改善意識・粘り強さ | 個人プレーの強調のみ |
| 広告・マスコミ | 創造性・企画力・トレンド感度 | 平凡なエピソード |
| 総合商社 | 突破力・グローバル視点・主体性 | スケールの小さい話 |
サマーインターンESと秋冬インターンESで変えるべきポイント
サマーインターンESは6〜7月に集中するため、早期に大量のESを書く必要があります。
この時期こそAIの時間短縮効果が最大限に活きます。
一方、秋冬インターンES(本選考直前)は、企業研究の深さと志望度の高さがより重要視されます。
AIで作った文章に、OB訪問・説明会・企業HP・IR資料から得た情報を必ず加えてください。
7. AI生成文を「自分らしく」仕上げる3ステップ
AIが出力した文章を、そのまま提出してはいけません。
以下の3ステップで、必ず自分らしい文章に編集してください。
8. よくある失敗パターンと改善策
インターンES×AIで陥りがちな失敗をまとめました。
当てはまるものがないか、提出前にチェックしてください。
失敗パターン①:情報を入力しないまま使う
「ガクチカを書いて」だけでAIに投げると、誰でも書けそうな内容しか返ってきません。
改善策:経験の具体的なエピソード・数字・役割・感情の変化を箇条書きで入力してからプロンプトを使う。
失敗パターン②:AI出力をそのまま提出する
AI独特の「〜することができました」「〜することで〜することが可能になりました」という冗長表現がそのまま残っているケースは多いです。
改善策:出力後は必ず自分で3回読み直し、不自然な表現を削除・置換する。
| AI特有の冗長表現 | 改善後の表現 |
|---|---|
| 〜することができました | 〜しました |
| 〜に取り組んでまいりました | 〜に取り組みました |
| 〜という経験を積むことができました | 〜を経験しました |
| 〜を実現することが可能です | 〜を実現します |
失敗パターン③:複数企業で同じESを使い回す
AIで効率化しすぎて、企業ごとの志望動機が横並びになってしまうケース。
採用担当者は同業他社のESもある程度把握しています。
改善策:企業ごとに「その会社だけの理由」を1〜2文必ず追加する。
失敗パターン④:字数オーバー・字数不足のまま提出する
AIは字数制限を守れないことがあります。
改善策:プロンプトに「厳密に〇〇字以内で」と記載し、出力後に文字数カウントツールで確認する。
失敗パターン⑤:面接の準備をせずにESを提出する
これが最も致命的な失敗です。
改善策:ESを提出したら、すぐに「AIが作った文章に関する面接想定Q&A」を自分で作る。
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詳しいインターンESの書き方については、こちらの記事も参考にしてみてください → インターンESの書き方完全ガイド【例文付き】
9. 採用担当者が「このES、AIだな」と感じた瞬間10選
他の記事では紹介していない、採用担当者への取材で集めたリアルな声をまとめました。
ESを提出する前に、以下のポイントをチェックしてください。
採用担当者が「AI生成っぽい」と感じるチェックリスト
| チェック項目 | OK | NG例 |
|---|---|---|
| 数字が入っているか | 「参加率を80%に改善」 | 「大幅に改善した」 |
| 主語が自分(一人称)か | 「私は〜した」 | 「チームは〜することができた」 |
| 固有名詞があるか | 「〇〇大学〇〇ゼミで」 | 「学校の活動で」 |
| 感情の変化が書かれているか | 「最初は〇〇と感じていたが」 | 「課題を乗り越えました」 |
| 面接で話せる内容か | 深掘りされても答えられる | 面接で詳細を言えない |
| 企業固有の情報が入っているか | 「〇〇社の△△事業に関心を持ち」 | 「御社の事業に惹かれました」 |
| 結論が冒頭にあるか | PREP法で書かれている | 経緯から始まる |
| 冗長表現がないか | 簡潔な文体 | 「〜できるようになりました」 |
| 自分の価値観が書かれているか | 「〇〇という信念から」 | 「成長したいと思い」 |
| 文末に変化があるか | 体言止め・断定混在 | すべて「〜です。〜ます。」 |
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インターン志望動機の書き方についてもっと詳しく知りたい方はこちら → インターン志望動機の例文・書き方【業界別テンプレ付き】
10. インターンES×AIで「バレる」リスクを最小化する5つのチェックポイント
インターンES AI活用で最も怖いのは、面接で「自分の言葉で話せない」とバレる瞬間です。
提出前にこの5項目を確認するだけで、通過率が大きく変わります。
| チェック項目 | OKの状態 | NGの状態 |
|---|---|---|
| ① 具体的な数字が入っているか | 「売上を30%改善した」 | 「大きな成果を出した」 |
| ② 固有名詞が入っているか | 「〇〇大学△△ゼミで」 | 「学校の活動で」 |
| ③ 感情・動機が1文あるか | 「悔しくて〜を始めました」 | 行動の結果だけ書いている |
| ④ 声に出して読めるか | 自分の口調に近い | 硬い書き言葉のまま |
| ⑤ 面接で深掘りできるか | 経験を3段階で説明できる | なんとなく書いた内容がある |
インターン志望動機AIチェックで特に注意すべき点
インターン志望動機をAIで作成した場合、「なぜ当社のインターンなのか」の部分が曖昧になりやすい傾向があります。
志望動機は特に、採用担当者が「本当に調べてくれたか」を見る箇所です。
インターンES ChatGPTで生成した文章には、企業固有の情報が抜け落ちやすいため、以下の要素を必ず手動で追加してください。
採用担当者が1日に読むESは平均100通以上とも言われます。
インターンES AIで時間を節約しつつも、「この学生は本気で調べてきた」と感じさせる一文を加えることが、通過率を左右します。
11. 【NG例と修正例】インターンES AIで陥りやすい失敗パターン3選
インターンES AIを使い始めた就活生が最初にぶつかる壁が、「なんか無難すぎる」「誰でも書けそう」という仕上がりです。
実際のNG例と修正例を見比べて、自分のESを点検してみてください。
NG例①:ガクチカが“誰でも当てはまる”内容になっている
【AI出力のままのNG例】
「私はアルバイトでチームワークの大切さを学びました。メンバーと協力して課題を乗り越え、売上向上に貢献しました。」
数字も役割も感情もない。インターンES ChatGPTで出力したままの典型例です。
【修正後のOK例】
「カフェアルバイトで、オープン初月の客単価が想定より18%低い現状を見て、自分からメニュー提案会議を企画しました。3週間で客単価を目標値まで回復させた経験から、“待つより動く”姿勢を身につけました。」
数字・自分の役割・感情の変化の3点を加えるだけで、まったく別のESになります。
NG例②:インターン志望動機が「成長したい」で終わっている
【AI出力のままのNG例】
「御社のインターンを通じて、マーケティングの知識を深め、自分を成長させたいと考えています。」
「成長したい」「学びたい」は、インターン志望動機AIあるあるの最たる表現です。
採用担当者の印象に残らない言葉の代表格です。
【修正後のOK例】
「説明会で伺った『仮説検証を週単位で回す』という開発プロセスに強く惹かれました。大学のゼミでデータ分析を行う中で、仮説を立てる速度より検証サイクルの短縮が課題だと感じており、御社のインターンでそのノウハウを実践的に習得したいと考えています。」
企業固有のキーワードと自分の課題意識をつなげると、替えの利かない志望動機になります。
NG例③:自己PRの強みが抽象的すぎる
インターンES AIで「私の強みはリーダーシップです」と出力されたまま提出するケースが多発しています。
強みは必ず「どんな状況で・どう発揮したか」とセットで書くのが鉄則です。
以下の自己PRをより具体的に書き直してください。
【現在の文章】
(AI出力の文章をそのまま貼る)
【追加してほしい要素】
– 強みを発揮した具体的な状況(いつ・どこで・何人規模)
– 自分がとった行動(他の人と違う動き方)
– 数字で示せる成果
– 面接で深掘りされても答えられる具体性
【語調】
話し言葉に近い、自然な文体で。硬い書き言葉は避けてください。
AI出力をそのまま使うのではなく、「修正・具体化のプロンプト」を重ねがけする習慣が、インターンES通過率を高める最短ルートです。
12. よくある質問(FAQ)
13. まとめ
インターンES×AI活用について、押さえておくべき要点をまとめます。
まずは「プロンプト①:ガクチカ」をコピーして、今日のうちに試してみてください。
自分の経験を[ ]に入れて貼り付けるだけで、30分かかっていたたたき台が5分で完成します。
AIを使いこなす就活生と、使えない就活生の差は、今この瞬間から開き始めています。
AIを使って、ES作成を“短時間で通過する形”に整えよう
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